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センサ

検出装置(センサ)

自動ドア設置場所の環境により、適切なセンサ商品を選ぶ必要があります。

衝突防止対策

起動センサ
自動検出型の起動センサの検出方法は、動体検出方式または静止体検出方式とします。
静止体検出方式のセンサは、静止体検出時間が有限時間のものを含みます。

起動検出範囲
幅方向では有効開口幅より左右各々150㎜以上外部へ広がった寸法とします。
進行方向の寸法はドア中心より1,000㎜以上とします。
 
<起動検出範囲の例>
引分けの場合
片引きの場合(戸先側壁が通行動線を制限)
片引きの場合(戸先側壁が平行)
幅方向:起動検出範囲は、有効開口幅+左右各々150mm以上とする。
進行方向:起動検出範囲は、ドア中心より1,000mm以上とする。
 
※本図の起動検出範囲は、ガイドラインに定められた方法で測定した値です。
 なお、光線反射式センサの検出範囲は、検出対象物である人の衣服の色や大きさ、およびセンサの設置環境
 などの諸条件によって異なります。

挟まれ防止対策

ドア走行部における存在検出
自動ドア走行部の人や物の検出は、動体と静止体を検出できる補助センサ※ によって行います(補助センサには、一体型と分離型があります)。
通行者の立ち止まりなどによる挟まれ防止対策のため、自動ドアはドア走行部およびドア直近の人や物を検出すると開放します。
※存在検出範囲に使用するセンサの静止体検出時間は通行者の立ち止りを考慮して10秒以上必要です。
 
<ドア走行部における存在検出例(光電センサが方立およびたて枠間に設置された場合の対策)>
平面図
側面図
ドア走行部の内外に150mm以上のセンサの不感知帯を持たせないことが望ましい。
不感知帯が150mm以上の場合は閉じ速度を250mm/秒以下に設定すること。
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